rabbitfoot530's diary

読んだ本と、プログラムに関することのメモです。好きな言語は、C++, Python, Golang, TypeScript。数学・物理・学習理論も好きです。

プロのためのxxxx


Linux(RHEL)を用いた運用をしている人にとっては役に立つ内容だと思う。Amazonの評価が高いのはきっと運用サイドの人の意見だと思う。
いちプログラマから見れば、Linux内部の動きとかは他の本で読んでる人が多いから、どっちかっていうとその部分はあまり踏み込まないで、
運用サイドの特色を強くして欲しかった。
きっと著者の方は、Linuxの内部構造まで踏み込んだ内容にしたかったのかもしれないけど、踏み込むなら踏み込むでもっと詳解に
解説して欲しかった。内容としては触りだけっていうほど軽くもないく、かといって詳しくもない。
ページ数を増やしてもっと詳解な内容にしてもらえたら嬉しかった。
良かった点ももちろんあって、逐次参考文献のURLとかがページ下に書いてあって参考になります。詳しくはそっち見てねってことかも
しれないが、、、、
あとは、ディスク追加の部分とか、あんまりやらない手順が書いてあったのが嬉しかったです。


こっちも同著者による続きの本。今度はネットワークの設定に特化した内容の本。こっちは運用サイドって感じがします。こっちもLDAPとかKerberosとか
なぜそれが必要なのか、インストール、設定まで書いてあるんですけど、更に詳しく知りたい場合は、別の資料を当たることになります。
残念。。。せっかく『プロのため』ってタイトルにしてるなら、もっとプロが必要とする情報を書いて欲しかった。僕は運用サイドの人間
じゃないから、運用やってる人たちにとってはもっと物足りないのではって思ってしまった。
あと最後にKVMについても書いてありますが、これも数年前に出たKVM徹底入門の方が詳しい。書いてあって嬉しいのはBondingデバイスのブリッジ接続
のところですかね。ネットでは設定例が結構ありますが、和書では見たことなかった気が、、、
前書では気にならなかったけど、こっちの方が図が多い?からか、1ページの文書中に出てくる図x1〜x5を参照。表y1〜y10を見るとみたいに、多くの図表を別ページで参照する文章が結構あって、これは本としてちょっといただけないと思った。図表は文書の近くに書いて欲しい。