言わずもがな、Algorithm Design Manualの翻訳本です。
最初からアルゴリズムの各種を説明してくのではなくて、最初にアルゴリズムってこういうのに使えるって話しから、オーダーO、Ω、Θの話しをしてから、やっとソートの説明へと入っていきます。
各章の終わりに、著者自信のほぼ体験談(一部修正？)の話しが乗っていて、ただアルゴリズムだけを淡々と説明しているわけではないので、アルゴリズムを勉強したいって人に薦めたい本です。章末のアルゴリズム奮闘記だけを抽出+すればアルゴリズムの読み物の本になるぐらい面白いです。
基本的なアルゴリズムの説明は、上巻だけで終わりみたいなんで、下巻は買わなくてもいいと思った、そこのあなた9m(・∀・)
参考文献のリストは、下巻にしかついていません。。。そりゃそうか、もともと１冊の本だったんだから。
ただ、全体的におかしくない翻訳なのに、なぜか参考文献だけは、翻訳されてません！(というか、和書が存在するものへのリンクがない...)
しかも参考文献だけで40ページ以上あるんですよね。
けど、いつもの良書たちは参考文献に上がってます。「コンピュータの数学」「アルゴリズムイントロダクション」「アルゴリズムデザイン」...etc
僕は本棚に眠ってた「コンピュータの数学」を読み始めました。アルゴリズム解析の部分で、？ってなったら読み始めるといいかもしれません。。。
和書では下記の本が紹介されてます。全部リストしきれてませんが、、、
