この本を読むのに最低限、高校数学の知識が必要。行列とかまったく知らない人は、さきにそっちをやってからじゃないと、チンプンカンプンだと思う。
あと、偏微分がどういうものか知っておいたほうがいいと思う。後半は、確率の話しが出てくるので、できれば統計学の勉強もしておいた方が、最後までつまらずに読みきれると思う。
実際、僕は相当不勉強だったので、行列をやり直してから、統計学の勉強しつつ読み終わりました。
たぶん、統計学の勉強を進めていくときに、かなりこの本を再読することになると思うけど、、、一度は、読みきってこういう手法があるってことを知っておいた方がいいと思います。
多変量解析の本とか読むときに、ラグランジュ未定乗数法とか、行列の変形がかなり出てきてます。なんの基礎知識に使うかは、読者次第なんでしょうけど、統計関連のベースを知る上では良書だと思います。僕みたいな不出来な子でも、理解できる形で書いてあるので、、、